エシカルサロンFukutsubo

今回訪問したのは、環境にやさしい製品を扱う「エシカルサロンFukutsubo」さん。
河童など妖怪を使った町おこしで有名な兵庫県福崎町の、JR福崎駅から徒歩14分ほどの場所に、国の登録有形文化財に指定されている「旧小國家」がある。古民家を改装した敷地内には、今回ご紹介する「エシカルサロンFukutsubo」のほか、オーガニックレストラン、足つぼ専門店、漢方アロマ、リサイクルアパレルショップなどサステイナブルな店舗が勢ぞろいしている。

「エシカルサロンFukutsubo」の入る建物は、元診療所。昔の面影そのままに、什器なども当時のものを使用している。懐かしく落ち着く空間では、サロンや物販スペースのほかにワークショップやイベントが行われる共有スペースもある。
「昔のように人が集う場所にしたい」というオーナーの思いが込められている。

 

お店紹介

オーナーであるハリス氏は兵庫県福崎町出身。京都、神戸在住後福崎町にUターンし開業。サロンではオーガニック製品や環境にやさしいアイテムを取り扱っている。

特に力を入れているのは、地元播州の藍染を使用した「みつろうエコラップ(繰り返し使える食品保存用ラップ)」。エシカルなアイテムの販売だけでなく、環境問題やプラスチック問題を伝えるワークショップなども定期的に行っている。

 

エコラップとは?
コットン生地に、みつろう、ホホバオイル、松やにを染み込ませて作った食品保存用ラップです。
手のぬくもりで温めることにより、器のフタやお野菜の切り口を包んだり、おにぎりやサンドイッチを包んだりと、アイディア次第でなんにでも活用できます。
素材は自然の材料ばかりなので、食品の鮮度とおいしさも長持ちします。

エシカルサロンでは、地元の藍染工房とコラボしてオリジナルの藍染草木染エコラップを製造しています。

 

オーナーから皆さまへ

エシカル&mottainai(もったいない)をテーマにエコラップやオーガニック食品をご紹介しています。

echical(エシカル)とは?
直訳すると「倫理的」。
私たちがよいと思うこと、正しいと思うこと、また社会で生活するうえで守るべき秩序のことを意味します。
最近では「人や社会、環境に配慮した消費行動」のことを「エシカル消費」と呼んでいます。

mottainai(もったいない)とは?
日本から生まれた「mottainai(もったいない)」は、世界に通じる言葉です。現代の日本は使い捨ての商品であふれていますが、昔は浴衣がくたびれたら糸をほどいて帯に編みなおし、それがボロボロになればまたほどいてサスペンダーに、と最低2、3回は再利用していました。

ものを長く大切に使う、そんなシンプルで豊かな生活をFukutsuboの商品を通じて皆さまに感じていただければと思います。

 


  • 屋号:エシカルサロンFukutsubo
  • 代表:ハリス 有里
  • 住所:兵庫県神崎郡福崎町山崎814 旧小國家シェアサロンつばめ野
  • 電話:090-8217-5524
  • 商品:エコラップ、オーガニック製品
  • HP:https://fukutsubo.suquare.site
  • Instagram:@fukutsubo_salon

 

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